title

上瀬谷通信施設 / 海軍道路の桜

▼横浜市 米軍施設返還跡地利用指針 (2005年) より

~農・緑・防災の大規模な野外活動空間~

返還施設の中でも最大の面積であり、広大で豊かな緑環境を有しているとともに、
広域道路交通の利便性が高いことから、首都圏全体を見据えた防災と環境再生の
一大拠点として位置づけ、平常時には広く首都圏の人々が訪れ農と緑を楽しみ、
災害時には首都圏の広域防災活動拠点となる空間の形成を目指す。

(1)跡地利用に関する前提

上瀬谷通信施設は、面積が242haと大規模であり、有地と民有地が一部混在している。
民有地の多くが畑地を中心とする農地として利用され、豊かな自然環境、
広々とした農地景観が保たれているほか、隣接して瀬谷市民の森等が広がっている。
施設内には相沢川、大門川の2本の小河川が谷を形成しているが、
全体的にはほぼ平坦な地形となっている。
また、広域幹線道路が周辺にあり、利便性が高いことが当施設の特色。

市街化調整区域、農用地区域という現行の区域指定があることを踏まえ、
豊かな自然や高い交通利便性などを活かした跡地利用を検討。

(2)跡地利用の方向

~広域の防災活動拠点・広域機能の立地~

東名高速道路及び国道16号に近接するとともに、
環状4号線が施設内を通るなどの広域交通の利便性を活かし、
横浜市のみならず首都圏の内陸部において、災害時における救援物資、
救援活動要員の集積・中継の役割を果たす
広域防災活動拠点としての機能を導入することを目指す。
これには、自然レクリエーション空間等の
大規模なオープンスペースを活用することが考えらる。
また、交通利便性を活かした物流施設や
教育・研究機関等の広域機能の立地を誘導することも視野に置く。

~「緑」を享受する首都圏郊外の自然レクリエーション空間~

多摩地域から三浦半島に至る、自然が多く残っている
丘陵地帯の一角に位置しており、郊外部における大規模な緑環境や
小河川の水辺を残す場として、広く首都圏に住む人々の
豊かな生活創造に寄与する自然レクリエーション空間を確保することを目指す。
また、周辺にある瀬谷市民の森、追分市民の森、矢指市民の森などの
緑地との連携を考慮する。

~持続的で魅力ある都市型農業の振興~

農業生産基盤の整備、農産物の販売形態の多様化、
市民利用型農園・農業体験の場づくりなど、持続的・安定的な農業経営のあり方や
魅力的な都市型農業の新たなモデルについて、農業者とともに検討する。

~交通利便性の向上に資する基盤整備~

施設内を通る都市計画道路(環状4号線、国道16号線)の整備を進め、
市の幹線道路のネットワーク形成を図るとともに、
土地利用と関連する新たな道路整備についても必要に応じて検討する。


 
 
横浜市による案内より
上瀬谷通信施設は、フェンスで囲まれた囲障区域があり、
囲障区域の外側には、農耕のための使用が認められている農地のほか、
周辺住民に利用されている野球場や広場などがある。
また、通称海軍道路が南北に通過し、共同使用により一般の通行が認められている。
 
 
▼海軍道路の桜並木











































米軍接収後、平和への祈りを込めて桜(ソメイヨシノ)が植えられた。
当時は道路ではなく、相模鉄道瀬谷駅から上瀬谷通信施設までの引込線(線路)であった。
 
 
▼海軍広場














 
 
▼上瀬谷農業専用地区


 
横浜市 農業専用地区について
 
国土交通省 都市・地域整備局 & 農林水産省 関東農政局
首都圏郊外の新しい環境空間の創造方策と管理に関する検討調査(2007年)より


【PDF】 モデル地区(上瀬谷通信施設)の農業・農地の現状と課題

 



 
 
(撮影:2012年4月)
 
 
【PDF】 米軍施設返還跡地利用指針
 
横浜市 上瀬谷通信施設
 
 
by funatowato | 2012-04-18 22:36 | 神奈川県

まち + 建築・空間・環境


by funatowato

カテゴリ

全体
北海道
青森県
秋田県
岩手県
宮城県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
東京都
千葉県
神奈川県
静岡県
山梨県
長野県
新潟県
富山県
石川県
福井県
愛知県
岐阜県
滋賀県
京都府
大阪府
三重県
奈良県
和歌山県
兵庫県
岡山県
広島県
島根県
山口県
香川県
徳島県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
大分県
宮崎県
熊本県
鹿児島県
沖縄県
海外
話・声
情報リンク
製品・サービス・工法

記事ランキング

検索

About Us

当サイトでは、主にまち(町・街)の建築・空間・環境をキーワードに事例や現状などを紹介しています。

2016年7月より vol.2 での発信に切り替えております。

まち空間プラス vol.2
my-map.com/machi


Twitter
@machi_plus

運営・管理
MYMAP

連絡先 メール
info@my-map.com

編集人
船土和斗

以前の記事

2016年 07月
2016年 03月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月